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旧 広兼邸

旧 広兼邸
岡山県高梁市成羽町中野2710
文化財指定:歴史的建造物
建築年代:文化10年(1813)
用途区分:庄屋住宅(入母屋造り瓦葺)
残存建物:主屋・土蔵3棟・楼門・長屋
公開状況:公開(外からの見学)
解説等
 江戸時代後期の裕福な庄屋の邸宅として構えをよく伝えます。このため、昭和59年11月に成羽町(現高梁市)の重要文化財に指定されました。この邸宅は、昭和60年2月に、前所有者の広兼氏から岡山県が寄付を受け、その後、この文化的遺産の保護を図るとともに地域文化の振興に役立てため、岡山県と岡山県郷土文化財団が協力して修復したものです。
 昭和60年8月 岡山県と岡山県郷土文化財団

 大野呂の庄屋を務めていた広兼家は、享和文化の頃(1801~1817)二代目元治が小泉鉱山を経営し、合わせて弁柄の製造により、財産をなして、今みられるお城のような邸宅を建てました。この武者返しのような石垣は、現在約半分が土に覆われていますが、石積みの見事さは他に類を見ないほどです。向かいの山には、明治初期、天広神社が建てられ、広兼個人の神社として祀られていた。境内には、社務所、石灯篭数基、狛犬もあり、花木を植えられ池・築山つくられ衆楽園と称する大きな庭園があり、当時の豪奢な生活を忍ばせています。
 大正時代には、離れが建築され、お茶室・化粧部屋・客間・風呂等が備えたお座敷で、当主の結婚式に一度使用しただけで以後は使用されてない。
 映画「八つ墓村」のロケが昭和52年と平成8年の二度にわたり行われ、全国に放映された。
資料等:現地説明板、高梁市観光協会冊子など
撮影日:2015年6月9日





































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